お知らせ一覧 立教大学大学院にて、AI・データ活用の講師として代表樋口およびVPoC田ノ岡が登壇しました

立教大学大学院にて、AI・データ活用の講師として代表樋口およびVPoC田ノ岡が登壇しました

2025年6月9日、立教大学大学院 人工知能科学研究科の講義「人工知能社会実装」にて、株式会社Srush代表取締役CEOの樋口海およびVP of Customerの田ノ岡大貴がゲスト講師として登壇し、「中堅・中小企業におけるAI・データ活用の実際」をテーマに講義を行いました。 日本企業の現場において、AIやデータがどのように意思決定や業務改善に活かされているのか、Srushがこれまでに支援してきた具体的な事例を交えながら、学生の皆様にとって「AI活用のリアルと可能性」を考えるきっかけとなるよう意識した内容となりました。当日は、オンライン参加を含め約30名の学生が受講しました。

現場から学ぶ、データ基盤の重要性

今回の登壇は、経済産業省「レガシーシステムモダン化委員会」での招聘をきっかけに、同講座の担当である浦川伸一客員教授とのご縁を通じて実現しました。弊社の取り組みにご共感いただき、AI・データ活用の実務家として登壇の機会を頂戴しました。 講義では、「データ基盤なくしてAIは活きない」という前提のもと、業務現場で実際に起きている課題や、現場の社員自身がAIを使いこなすために必要な仕組みづくりについて紹介。単なるツールの導入にとどまらず、「一人ひとりがデータに親しむことで組織全体が変わる」という視点の重要性を伝えました。

◆浦川伸一 客員教授

SOMPOシステムズ株式会社 代表取締役社長、SOMPOホールディングス株式会社 常務執行役員、損害保険ジャパン株式会社 取締役専務執行役員CIOなどを歴任。現在は株式会社スカイエージにて、多業種の企業におけるDX・生成AIの導入支援を推進。

受講した学生の声

講義後、受講した学生からは多くの前向きな声が寄せられました。 ⚫︎「AIにはデータ基盤が不可欠である理由が明確に理解できた」 ⚫︎「データ活用には、トップダウンの意思決定が重要だと感じた」 ⚫︎「成果を出すには、小さな成功体験=クイックウィンが鍵になることが分かった」 普段触れることの少ない中堅・中小企業の現場のリアルに触れたことが、多くの学びと気づきを生んだ様子がうかがえました。

現場起点の学びを、社会全体へ

Srushでは今後も、企業現場の実例に基づいたデータ活用の学びを広げていくため、教育・リスキリング事業を本格的に展開してまいります。 「データドリブン・ジャパン」のビジョンのもと、誰もがデータを使いこなし、一人ひとりが活躍できる社会の実現に向けて、引き続き邁進してまいります。

登壇者紹介

樋口 海(代表取締役CEO)

NTTの法人営業部にて大手自動車を担当、グローバルインフラの導入に従事し、全社表彰や最高評価を受賞。退職後、シンガポールにて日系製造業の営業戦略を担当。帰国後、製造業向けSaaSを提供する会社の立ち上げを経て、代表取締役として株式会社Srushを共同創業。 早稲田大学卒、一橋大学大学院商学研究科修了(MBA)

田ノ岡 大貴(VP of Customer・PMM)

東北大学大学院 環境科学研究科 修了 株式会社船井総合研究所にて、チーフコンサルタントとして中小企業の経営者支援に従事。同時に経営研究会の主宰として200名の会員組織を運営。その後、株式会社Speeeのデータ活用コンサルティング事業において、上場企業および中堅企業のデータ活用プロジェクトをプロジェクトマネージャーとしてリード。データ分析実務スキル検定(CBAS)のPM級を取得。株式会社Srushでは、一人目コンサルタントとして複数のデータ基盤の導入や活用を支援。現在は、カスタマーチームの責任者とPMMを兼任。